桜Exhibitionとは？
“日本のイラストレーションの魅力を桜と同じように世界に知ってもらおう”との趣旨で2009年よりスタートした公募展企画で「桜」をテーマに様々な絵柄のイラストが展示されます。
お花見の季節と相まって会場はとても華やかで活気のある印象で、年に一度の春のお祭りのような雰囲気があります。
わたしは2019年に初参加させていただいてから4年連続の参加となります。
毎年参加しているとどうしても似たような印象になりがちなので、今年は新たなツールや表現を取り入れて”挑戦”した作品となっています。
桜Exhibitionの見どころ
様々なジャンルのイラスト
公募展というとコミックイラストに特化したものや手書きのみであったりと、ある程度同じジャンルのものが集まる傾向にありますが、桜Exhibitionは絵柄や手法の垣根を越えて「桜」をテーマに展示されるのが大きな特徴だと思っています。
例えるなら写実的な絵が好きな方と抽象的な絵が好きという方が一緒に楽しめる場というのもなかなか珍しいのではないでしょうか。
作家さんによってテーマの解釈や表現が違うので、新たな発見や素敵な作品との出会いもあることでしょう。
高品質で高画質な印刷
入稿方式はデジタルデータのみですが、会場で実際に展示されているところを見ると一見アナログ作品に見間違うかのような仕上がりに驚きます。
普段アナログ作品を描かれている方も作品の良さを損なわずに展示できるメリットがあると思います。
賞
大賞の「桜賞」をはじめオーディエンス賞、多数の協賛企業賞があります。
協賛企業様が多岐にわたるのでどのようなタイプの絵柄でも入選の可能性があると感じます。
大変光栄なことにわたしも２回ほど賞をいただいています。
図録とポスターの販売
展示されているものと同じクォリティのポスターと全作品を収録した図録の販売があり、ここ近年はオンラインショップ（https://onlineshop.sakura-ex.info/）もオープンしています。
購入してくださる方がいると制作者としては何よりうれしいです。
国内外の巡回展
このご時世ですので近年海外での展示はありませんが、過去にはNY、LA、ポルトガルなど世界にむけて作品を発表する機会がありました。
また国内でもコミックイベントやアートイベントなど桜前線のように日本各地で巡回展が開かれています。
作家ひとりの力では不可能なことでも、このような展示会では全国の多くの方に楽しんでいただける機会に感謝しています。
本会期
Gallery CORSO（九段下）- 全作品展示
2022年4/1(金) ～4/10(日) 11:00～19:00 (初日16:00〜、最終日〜18:00)
入場無料
受賞作品発表
Gallery CORSO（九段下）
2022年4/9(土)
展示会場およびwebサイトにて、各賞受賞作品を発表
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わたしも会期中はお気に入りの作家さんを見つけて応援したいと思います！
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