「Shibuya Pixel Art」はドット絵に特化した私が知る限りでは日本で唯一のコンテストです。
ちょうどAsepriteを買った時期と2020年の作品応募期間が被っていたので、ツールの練習もかねて作品を作ってみようと思ったのが参加のきっかけです。
ただ好きなように作品を作るのも楽しいですが、コンテストに応募するために作ろうと思うと必然的にクオリティの高い作品を作るために色々と工夫するので、結果スキルアップにつながるという経験があります。
コンテストの概要
シブヤピクセルアートは毎年いくつかのテーマが発表されそのいずれか、またはそれらを組み合わせて表現する必要があります。
2022年のテーマ
- シブヤ
- 生まれたて
- ゲームオーバー
- 歌舞伎
- バナナ
「うまれたて」という抽象的な表現から「バナナ」という固有名詞など1つでも組み合わせても様々な解釈ができるテーマで自由度が高いテーマだと思いました。
また開催にあたりシブヤピクセルアートの総括的なテーマは、「ピクセルアートで、世界と再びつながる」であると発表されていました。
国内外からの参加が増えたことや審査員に海外の方が多数アサインされていることから、ピクセルアートで国境を越え人と人がつながることを大切にしているようです。
審査基準
審査基準は3つの観点で審査員が一番共感した作品を選出するそうです。
●独自性(Originality)・・・「ジブン」らしさや「個性」
●社会性(Sociality)・・・社会との「関係性」や社会に対する「問い」
●構成力(Story-telling)・・・与えられたテーマに対する「表現」、その鋭さや深さ、美しさ
独自性や構成力はコンテストにおいて一般的な審査基準であると思いますが、社会性が審査基準になっているのが興味深いです。
テーマにもある”つながる”という言葉から参加者本人、他の参加者、観客など人と人のかかわりに重きが置かれていると感じました。
またある種の風刺的な目線も評価対象であるとの印象を受けました。
コンテストのスケジュール
応募期間:
2022年6月1日(水)0:00~7月31日(日)※既に締め切られています
受賞ノミネート展示:
2022年9月21日(水)~ 9月28日(水) 渋谷ヒカリエ8階「8/ COURT」
※ 一次審査を通過した全ての作品がノミネート展示の対象となるそうです。
最終審査&表彰式:
2022年9月25日(日) 渋谷ヒカリエ8階「8/ COURT」
応募した作品の紹介
複数作品の応募が可能なので、私は6作品応募しました。
Twitterにモーメントを作成したのでそちらからご覧ください。
総RT数で選ばれるオーディエンス賞も用意されているので、お気に入りの作品をRTしていただけると大変嬉しいです。
作品それぞれのコンセプトはこちらの記事で紹介しています。
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